2011年12月24日土曜日

18番T.F 水仙なげ葉 追加2011/12/24


今日のT.Fお花教室は水仙二株をしました。水仙の質がとても良く、皆さん初体験でしたが袴を破らず上手にいけてました。
写真は・・・ありません。
まだ、水仙の扱いに慣れていないため恥ずかしくてお見せできないってのもあります(^^;)
水仙を教えるのにはまだ20年早いような気がしました(汗)。しかし、これも生徒さんのお陰で良い経験をさせていただきました。お付き合いしていただいてありがとう、生徒さん(・∀・)。
さて、先週京都から戻り沢山花材が余ったため、庭にある花材を使って立花をいけてみました。
買ったのは水仙だけ。計390円。
〜花材〜
柳、梅、ツツジ、伊吹、水仙、松、小菊、柘植、びわの葉
(後ろ囲いを入れるのを忘れました。写真にはありませんが、撮影後ちゃんと付け足してあります(汗))
はぁ・・・。全くまとまりがありません・・・。最近、水際をみると左側より右側に枝が集中してしまい、中心がずれたように見えたりします。きっと枝振りに気を取られ基礎が曖昧(いいかげん)になっているのだと思います。
ここ数ヶ月高度な立花を扱っていたため、自分の中で混乱している模様(^^;)
もう一度、基礎から勉強し直そうと思いました。
来年はうちの母が立花を習いたいといいだしました。母も昔は先生をしていたそうですが、子育てに追われ辞めたそうです。お花のお稽古も30年近くしていない人です。立花も未経験者。
立花を教えるなんて無理な事だとわかりながらも、この機会を自分の良いチャンスに変えていければと思い、実行していくことにしました。母に教えながら私も基礎から勉強し直そうと思います。
来年も初心に戻って頑張りま〜す(・∀・)ほどほどにぃ。

*-----*-----* 追加2011/12/24 *-----*-----*


先週いけた立花を再手直ししてみました。少しまとまったかな?
この作品は水仙なげ葉です。「もっといけたい立花」P63を参考にしました。

なげ葉を短くしようと思いましたが、なげ葉は長くていいのかなア?
結局、理解していないままいけ直してしまいました。


1、受のまっすぐの梅(ボク)を曲げ動きをだしました。
2、中央の梅(ボク)を少し高くし副下につながる感じにいけてみました。
3、副下の梅に動きを加えました。
4、副下の下にある3枚葉はどう脇になるのかなぁ?加えました。
p.s 下段大遣いはたぶんしちゃダメだと思います。ここは練習ということで目をつむってください。
この梅と水仙に苦戦しました。



ボクにネジ釘やカナヅチなど使いかならいけたのでかなり時間かかっています。前回は四時間ほど。今日は二時間ほどかなぁ。やっぱり、立花は時間かかるね。
もし、皆さんだったらどこを直すでしょうか。もし、先生だったらどう手直ししてくださるのだろう。


12 件のコメント:

  1. やっぱり木の立花はいいですね。きゅっと締まって。
    うん~たぶん、下段の左右のバランスが均等で安定して見えるんじゃないですかね?
    仰る通り、直真立花の後だからじゃないでしょうか。。
    同じ段の左右は配分が違う方が不安定で美しい気がします。
    控の一番長い葉、取っちゃう!? 
    って、、
    私も近頃は草の立花ばかりなので、ちゃんと木の立花も練習しないと!!

    ほどほどにがんばりますぅ 笑

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  2. ほんとだね、左右均等っぽい。
    副下ももっと細いあしらいにして、水仙を短くしたらいいかも!
    それと、柳の力が梅の木に負けているのかなぁ。存在感うすい・・・(^^;)バックの色のせいもあるかもだけど。
    来週帰ったら、控えと副下をいけ直してみるね。

    また、写真撮って投稿するね。違いがわかって面白いかも。この投稿欄に追加できるかな?

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  3. >存在感うすい
    写真だからそう見えるのかも。
    実際には、このしなやかな枝ぶりが伸びやかに効いているんじゃなかと想像するんだけれど。
    投稿してして!
    スマホから記事の編集は面倒だから普通に投稿してよ。
    後から編集するよ。

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  4. 前置きの躑躅の紅葉が綺麗ですね。

    控の材料は何なんだろう? シャガ?

    もう、言い尽くされてるようだけど、副え下と請がどちらも直線的だから、私も副え下を水仙にしたいと思う。この場合は裏花(後ろ向き)が定法だと思う。

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  5. 質問!
    水仙を立花に使う際、(一色じゃなくてね)
    正真が水仙の場合のみ、他の役・あしらいに使ってよい っていうのは正論?
    水仙を役枝に使いたいなら正真は水仙じゃないとだめってことですよね!?
    ご存じの方、教えて下さい!

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  6. 水仙は、季節のものだからついつい正真にもあしらいにもって使うけど、正真が水仙でない場合には、使ってはいけない事はないと思う。
    私が思っても重みが無いので、お師匠様に訊いたら同じ意見でした。
    ザイケの1月号 40ページの下段は参考になるかも。

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  7. hiroさん
    ザイケ、見てみます。
    ありがとう!

    Fちゃん
    控の長い葉、取っちゃう? なんて言ったけど、
    これはもしかして水仙の葉?水仙なげ葉?
    ごめんね!
    もったいないから、流枝のボリュームを抑える方がいいよね。

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  8. プププ。
    はい、水仙、水仙なげ葉です。
    水仙の扱いがまだ下手で、上の方の二つはなんとなく格好ついたんだけどなげ葉だけがどうもうまく入らず、集中力もキレ・・・こんなすがたに(笑)水仙の先が戸のふちと重なってみえないのと、水仙の花が蕾で写真では見えないね。これが問題だったみたい。

    それに、水仙なげ葉と下段大遣いしてもよいのかな?と言う疑問もあった。水仙なげ葉は霜が深く下りた時期にいけると書いてあったんだけど、今の時期いけてもよいのか?とも思った。

    丁度花材もなかったので、こんな作品(練習)になってしまいました。先生の手直し加わってないから、変で?がいっぱいで当たり前だと思ってるし、全然気にしてないよ(笑)

    で、いろんなことが重なり、テーマは下段大遣いにしました。

    23日にhiroさんとk.tさんのコメントいかして生け直そうと思っているのでまた投稿します。また、意見聞かせてください。

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  9. やっぱり、1ページで見る方が変化がよく見えるかと思っ
    て、ここへコピーしました。

    写真の撮り角度が変わっただけと思うんだけれど、
    足元が入ると、全体がきゅっと引き締まって見える。
    立花の写真を撮る時には、ここが写るように撮るべきだね!
    全部の出もすきっと見えて綺麗です!!
    なげ葉もとっても効いている感じを受けます。

    水仙が傾くのは、強い風や雪の下になる時、と言われました。冬の寒さが厳しくなり、雪が降るような時期になればよいそうですよ。
    といっても、、地域によって違うよね。
    やっぱり、京都で計るのかなぁ?

    私はボクを使った事がないので、、
    来年の課題としておきます。

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  10. 更に良くなりましたね。

    無理やり私見を述べるならば、(写真で見る限りという注釈つきですが)
    真が少し高過ぎませんか?
    また、副えを起こして、副えの下の空間を広くしたいです。

    T.Fさん自身も言うように、なげ葉が、心持長いかなあ。
    それから、水仙の花をみんな正面を向かせてはっきり見せたい気がします。

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  11. 水仙なげ葉は少し時期的に早かったようですね。

    写真についてk.tさん鋭い!
    写真撮るのに苦労しました。足元が見えるように畳にへばりついて撮りました。想像しただけでも笑えますよね。(笑)
    なので、ちょっと下から撮った感じになってます。

    hiroさんが言うように真が長く見えますよね!いけ直した時に切っちゃおう!と思いましたが、肉眼で見ると(正座して見ると)丁度いい高さなんです。そう、下から撮りのせいで真が高く見えるんです。
    というわけでこのままに。副は少し起こして空間作った方が綺麗に見えるかもですね!なげ葉は何度やっても格好がつかず・・・水仙の扱いを学ぶ必要がありますね(^^;)

    あと、水仙の花についてなんですが、水仙の花は正真となげ葉にしか使っていません。あとは三枚葉です。三枚葉の場合は花をもちいらないんじゃ・・・?あれ私の勘違い?
    あしらいは必ず花を入れないといけないのかなぁ~?

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  12. 確かに写真は難しいよね。目で見るのとは違うものね。

    水仙の扱いで参考になるだろうと思う事を書いておきます。

    水仙の場合も「四花四葉」と言って、4枚葉の株を嫌う先生もいらっしゃいます。
    その場合、一株当たりの葉は最大3枚となり、必要に応じて花を使います。
    葉を4枚使いたいなら、2枚の株を2つ使えば良いと教わりました。ですから2枚の株に花を使う事もあるって事です。
    もう一人の若い先生は、4枚の株も全く無問題でした。
    拙作では、直真が4枚株使用、除真が3枚株使用です。

    あしらいの花は、綺麗に見えるようにすれば良いようです。
    一色の場合の副え下は、花を向こう向き(裏花)にして使います。
    胴脇、請下は花が無かったですが、胴内には花を使いたくなりますね。勿論場合によります。

    花も28とか30番ぐらいの針金で位置決めしてるよね?

    それから、花を入れる株は、元の通りに葉を組み、針金で2,3か所軽くまとめれば良いのですが、葉だけの場合は、ハランの軸などを、出の少し下まで使う方がしっかりするし、綺麗に仕上がります。針金で巻く時は水仙に食い込むまで締めこむ必要はなく、形を整える程度、バラけなきゃそれで良いって感じです。
    また、出の少し上も細い針金で一旦縛り、大股開きにならないようにします。これは両先生とも強調されていました。

    緑のテープで巻いたら拒否されました。

    それから、上段→中段→下段と段々と葉の幅が狭いものを使うようにします。

    葉の先をクニャッと曲げるのは、風が吹いて一瞬そんな形になった感じに仕上げます。柴田先生の守破離の情念を参考にして下さい。
    葉は曲げるだけでなく、捻りも重要です

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