2011年10月3日月曜日

23番 H.M 10月1日 稽古 生花



自由花の後に残ったソリダコと白い竜胆、お師匠様が下さったハラン、小さな棕櫚の葉の中から、お生花をいけてみました。ソリダコは随分と整理したつもりでしたが、もっと整理しないと2本の境が不分明でした。



ハランではなく、棕櫚の葉っぱをなんとか使いたいと悪戦苦闘しましたが、棕櫚だと夏の風情が感じられてしまい、今回は使い切れませんでした。お師匠様ごめんなさい。折角採って来て下さったのに!。



低い白い竜胆をもう一本添えていましたが、手直しで抜かれました。確かにこのほうがパチッと決まりますね。






棕櫚と言えば、子供のころは実で遊んだり、棕櫚の皮で縄を綯ったり(多分手が覚えてる)、祖母にハエ叩きの作り方を習ったり(なんだか忘れたような気がする)、有用な植物でした。



以前に京都の撞木屋さんを覗いたら(なんで覗いたのか忘れた(笑い))、棕櫚の丸太が置いてあって、お訊きすれば撞木としては木口の打撃に強く、良い材料なんだそうな。樫の様な堅い木は、割れるからダメなんだって。



お花とは関係ありませんが、棕櫚で色々と思い出しました。



それより、花器の中の雪柳の葉が、恥ずかしいです。


見なかった事にして下さい(汗




4 件のコメント:

  1. これは、正風体ですよね?
    ソリダコを正風体に使っているのを初めて見たような気がします。
    なんか、涼しそうでいいですね。体の花がパチッと決まってて可愛いですね。

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  2. エッとう 新風体です(笑い)。はい。

    10月に涼しげに見えるのも良くないですね。
    だから、水面が狭い細い花器にした方が良かったかと、今気が付きました。

    この竜胆は綺麗でした。状態が極めて良くて、お師匠様も材料は絶賛でした。

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  3. この大きな葉っぱはソリダコの前にあるのかな?
    写真なのでよく見えず、丁度副の位置にあったので、そうかなぁ~と(^^;)で、小さい方の葉っぱは体奥?みたいな・・・。

    これは、失礼いたしました(^^;)
    肉眼でみた方が奥行きでて綺麗なんだろうなぁ~。

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  4. 大きな葉っぱ(ハラン)はソリダコの手前
    小さいハランは、ソリダコの奥です。

    確かにいけた本人でないと判らないよね。
    次からサイドビューも掲載するようにします。
    忘れたらゴメン。

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