2011年10月10日月曜日

10月10日 自主稽古 (雑草) 2種生 3種生

先の台風で野ばらが新芽を吹いて、まるで春の風情です。でも良く見ると実がオレンジ色に色づき始めています。


こんな状態は、面白いのか、奇抜だから使わないのか判りませんが、とにかくいけてみました。

始めは、白いスプレーバラを体にして、1.5種生け(笑い)にしようと挑戦したのですが、軸がくねくねしているので、詰めていけれないのと、沢山入れる事が難しく、増やすと藪になってしまいました(要するに下手くそです)。



で、コスモスと合わせてみました。



真は流してみましたが、これで良かったんでしょうか?



配りで行ければ、ぎゅうぎゅうとお詰め合わせ出来るので、上部をうまくさばけばもう少し沢山枝が使えるかもしれませんね。












アシの穂を真にして三種




穂は、あまり大きくないものでないと格好がつきませんでした。



河原に生えてたタデの方が私は好きなのですが、写真映りが悪過ぎました。





















最後にもう一つ恥をさらします。

出穂(しゅっすい)したばかりのアシと、堅い竹の様な軸から芽を吹いたアシを合わせてみました。


「寄らば大樹の陰」みたいな形に見えますが、アシはずっと小さいです。




宗匠の若い頃のエピソードを読んでいます。

多い日は一日に20杯! もいけたそうです。

それも指導者がつきっきりで。



私の様なレベルのものが、一人で無暗にいけても、闇夜に鉄砲で、上達はしないのでしょうが、今回は、花材への挨拶言う事で、話のネタにでも(爆笑)。




コメント、ご指導頂けると幸いです。









3 件のコメント:

  1. 一枚目の野ばら、掛生や二重の上の重にぴったりのなびき具合じゃないですか! 笑

    上段流しのお稽古ができそうな枝ですね。
    上段流し・中段流し、等は、二種ではダメなんでしたっけ?

    以前、生花の下がり枝は難しいよ と言われた事があります。
    2枚目3枚目を見て1枚目へ戻ると、下がり枝の後ろの枝が真で、下がった枝はあしらいに見えませんか?
    新風体であっても、上がっている方が生花っぽい、、
    どうでしょうか???

    一日20杯はスゴイですね。
    寝る食べるを除いて後はいけばな、ですもんね。
    好きな事ならできるかしらんっ 笑

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  2. コメントありがとうございます。

    河原の植物は、行く度に変化していて採りに行く事自体が楽しいです。
    花材の出生、出自を知る事になります。
    (それを知ったから急に上手くなる訳では無い事は、上の事例が証明していますが(笑い))

    私は、今年の1月から野ばらに注目していますが、行く度に表情が違い目を啓かせられます。

    ただ、野ばらは刺が凄くて、絡まり合ってるし、藪蚊もいますし、軍手はしてても、採る時は夢中になってるので、帰ってきたら手足は傷だらけ、ジーンズをモノともせず、刺が太腿に突き刺さります。
    頭は蚊に喰われた跡だらけ(爆笑

    お師匠様に訊いたら上段・中段流しは、2種まではOKでしょうって事でした。

    手前の垂れた枝は、真としての高さも勢いも無いので、後ろの立ち枝が真です。垂れた枝はあしらいです。あしらいの曲った頂点に短い上向きの枝の跡を5cmほど残して座としましたが、 ちょっと不適格でした。

    垂れた枝が真とすれば、後ろの立ち枝が真の座と言う解釈は、 真の座が立派な高さもあるので無理っぽいですよね?

    いけてる時は、あしらいの枝を真と思ってましたが、後で見ると後が真でした(汗。

    副えはもう少し軽くした方が良かったみたいです。

    宗匠は若い頃、随分と苦労をなさったようで、それがあの当たりの柔らかさに繋がっているのでしょうね。

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  3. なるほど、そうでしたか。ごめんなさいね!
    I understand です(^^)

    私は薔薇が好きで、育てているんですが、ちょっと手を入れただけで傷だらけですよ 笑
    園芸用の革手袋が刺にはよかったですよ。
    ただ、自由が利かなくて繊細な動きはできなくなりましたが・・・それに、守ってもらえるのは手首から先だけ。あんまり意味ないね(+_+)
    狙った株を、年末あたりに切り戻すと、来春は採取しやすくなるかも。
    そうだ!スズメバチと戦うあの服がどう?

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