T.Fさん コメントありがとう!登り胴大遣い+請の作例ありがとうございます。確かに、愚作の前置きは、幅が広いのかもしれません。控や流しの出が見えなくなってますから愚作は、不出来なので議論の対象にはなりませんが、前回の池坊のHPの作例で言うならば、除真は、通常なら一旦左に振ってもう一度正中線に戻るのですが、ヤマユリは戻れない。その結果、正中線の正真より上が寂しくなる。それを補うために後囲いを精いっぱい伸ばした、と考えては如何か。低い見越しも、請けのボクの枝の立ち上がりをあの位置まで伸ばしたのも、ヤマユリの働きが左上方にしか無いから、伸ばした後囲いとバランスを取った結果と見てはどうでしょうか?池坊のHPの作例の場合は、正真が女郎花(オミナエシ)で黄色。若松を正真よりも高くすれば緑の背景に黄色が映える! この効果も狙ったのじゃないですか?別の見方としては女郎花と若松で合わせて正真と言うのは無理がある?(正真奥?)
池坊ホームページの立花の写真を見つけました。1997年に柴田先生が出された「守破離」という立花作品集の中にありました。副の柔らかい線はススキです。本には花材にススキがあります。ススキもオクラレルカも片使いで、Mちゃんの使い方と同じでしたよ。立花新風体発表前の作品集で、守→破→離と順に柔らかい立花になっています。ヤマユリの作品は「守」の項にあり、骨格のしっかりした作風、格式を重んじる作品として紹介されてました。「守」、後ろ囲いが高いんですよ。ほとんどが。明治立花から現代立花へ移行していく間に、後ろ囲いの寸法が下がってきたのかもしれません・・今は正真より高くしちゃだめって言われるよね。
続き 23番 H.M始めに訂正。登り胴大遣い+請流し枝の作例ありがとう!登り胴大遣いの場合は、大葉と控奥、流し奥の枝が重要だと感じて来ました。イブキの胴と違って、胴の幅が比較的ほっそりとなりますからそこで空いた空間を大葉やあしらいで間抜けに見えないように充填して行くのが肝要なのかなあと感じています。副えの下と請けの下に大葉が入るけど副えの下は、副え下、大葉(大葉→副え下もあり)、控奥、控、陽留と埋めて行く。請の下は、上から大葉、流し奥、流し、陰留が綺麗に並ぶように配置するのが良いのかなと言う気がします。もちろん、シャガまたはヒオウギ(檜扇)のあしらいも欠かせない。想像ですが、どうでしょうか?控奥、流し奥という言い方はローカルのようですが、要はあしらいです。
K.Tさんへ 23番H.Mより手元にあった柴田先生の「守破離」見ました。本の写真では、かなり細かいところが見えてきました。ご指摘ありがとうございました。しかし、池坊のHPの画像を見て、初めて見たような気がしました。「守破離」でみているのも関わらず・・・私の目は節穴らしい。
18番 T.Fなるほど、後ろ囲について、バランス的なものや、歴史的なものなの。色んな理由があるのかもしれませんね。なんか、面白い発見ですよね、こうゆうのって!いい機会なので、また夏期講座で聞いてみますね!また新しい発見があるかもしれません。私はフト、もしやあの松は後ろ囲ではなく正真なのかもしれないと思いました。そして後ろ囲も松。正真が木物である時は、真の後ろに入れるという決まりがあるでしょ?とすると、真にある花は真前のそえ花とか(そんなのないかな(^^;))、胴内の花になるのかなと思ったりしてました。控奥と流し奥、二葉について勉強になりました。私はまだ、あしらいや二葉について全く知識がなく、いけたこともありません(^^;)。しかし、あしらいとはいえ、バランスのとりかたや、いける角度はすごく難しそうですね。この機会に少しづつ勉強して、また実践してみますね!
T.Fさん コメントありがとう!
返信削除登り胴大遣い+請の作例ありがとうございます。
確かに、愚作の前置きは、幅が広いのかもしれません。
控や流しの出が見えなくなってますから
愚作は、不出来なので議論の対象にはなりませんが、
前回の池坊のHPの作例で言うならば、
除真は、通常なら一旦左に振ってもう一度正中線に戻るのですが、ヤマユリは戻れない。その結果、正中線の正真より上が寂しくなる。それを補うために後囲いを精いっぱい伸ばした、と考えては如何か。
低い見越しも、請けのボクの枝の立ち上がりをあの位置まで伸ばしたのも、ヤマユリの働きが左上方にしか無いから、伸ばした後囲いとバランスを取った結果と見てはどうでしょうか?
池坊のHPの作例の場合は、正真が女郎花(オミナエシ)で黄色。若松を正真よりも高くすれば緑の背景に黄色が映える! この効果も狙ったのじゃないですか?
別の見方としては女郎花と若松で合わせて正真と言うのは無理がある?
(正真奥?)
池坊ホームページの立花の写真を見つけました。
返信削除1997年に柴田先生が出された「守破離」という立花作品集の中にありました。
副の柔らかい線はススキです。本には花材にススキがあります。
ススキもオクラレルカも片使いで、Mちゃんの使い方と同じでしたよ。
立花新風体発表前の作品集で、守→破→離と順に柔らかい立花になっています。
ヤマユリの作品は「守」の項にあり、骨格のしっかりした作風、格式を重んじる作品として紹介されてました。
「守」、後ろ囲いが高いんですよ。ほとんどが。
明治立花から現代立花へ移行していく間に、後ろ囲いの寸法が下がってきたのかもしれません・・
今は正真より高くしちゃだめって言われるよね。
続き 23番 H.M
返信削除始めに訂正。
登り胴大遣い+請流し枝の作例ありがとう!
登り胴大遣いの場合は、大葉と控奥、流し奥の枝が重要だと感じて来ました。
イブキの胴と違って、胴の幅が比較的ほっそりとなりますからそこで空いた空間を大葉やあしらいで間抜けに見えないように充填して行くのが肝要なのかなあと感じています。
副えの下と請けの下に大葉が入るけど
副えの下は、副え下、大葉(大葉→副え下もあり)、控奥、控、陽留と埋めて行く。
請の下は、上から大葉、流し奥、流し、陰留が綺麗に並ぶように配置するのが良いのかなと言う気がします。
もちろん、シャガまたはヒオウギ(檜扇)のあしらいも欠かせない。
想像ですが、どうでしょうか?
控奥、流し奥という言い方はローカルのようですが、要はあしらいです。
K.Tさんへ 23番H.Mより
返信削除手元にあった柴田先生の「守破離」見ました。本の写真では、かなり細かいところが見えてきました。ご指摘ありがとうございました。
しかし、池坊のHPの画像を見て、初めて見たような気がしました。「守破離」でみているのも関わらず・・・
私の目は節穴らしい。
18番 T.F
返信削除なるほど、後ろ囲について、バランス的なものや、歴史的なものなの。
色んな理由があるのかもしれませんね。なんか、面白い発見ですよね、こうゆうのって!いい機会なので、また夏期講座で聞いてみますね!また新しい発見があるかもしれません。
私はフト、もしやあの松は後ろ囲ではなく正真なのかもしれないと思いました。そして後ろ囲も松。
正真が木物である時は、真の後ろに入れるという決まりがあるでしょ?とすると、真にある花は真前のそえ花とか(そんなのないかな(^^;))、胴内の花になるのかなと思ったりしてました。
控奥と流し奥、二葉について勉強になりました。私はまだ、あしらいや二葉について全く知識がなく、いけたこともありません(^^;)。
しかし、あしらいとはいえ、バランスのとりかたや、いける角度はすごく難しそうですね。
この機会に少しづつ勉強して、また実践してみますね!