2011年8月30日火曜日

夏季講習 2日目 下段大遣い失敗例 23番 H.M










草がちの立花




【材料】


真、請 百合


副、見越し ススキ


正真、胴内、請け内 鶏頭


流枝 オクラレルカ


胴、前置きはイブキ、ナツハゼ 下段大遣い。


留 小菊 玉シダ


前置きから控にかけての縁をつなげるために、木留は控の後ろに挿して、控を通り越して前に働かせるのが正しいのに、私は控と前置きの間に玉シダを差しちゃった。ここはT.Fさんが判りやすい説明をされているし多くの方はご存知なのでしょう(汗。


ところが三浦先生は、気が付いて無いことはない筈なのに、前置きと控をつなぐ縁の小枝を加えただけで、殆ど手直しなしで終わりました。下の画像は右が前、左が後で控の挿し口の前に木留が挿されている「間違い例」を示しています。正しくは控の後ろに挿し、今ある位置に働かせます。



胴のイブキが少し肥満気味で気になって、大分散髪したのですが「もっと勇気を持って!」と言われました。隣と接するところは、ハサミでかなり大きく切り取ったつもりですが、まだまだ実装段階で不自然な小枝の垂れが出たりしてました。胴は3本と決まっている訳ではなく、前あしらいを添えたりもする場合もあるとのことでした。















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