2011年8月30日火曜日

夏期講座二日目 七夕七種 18番 T.F 


2日目は七夕七種。講師、東勝行。
〜花材〜(一枚目の写真)
・真・・・尾花(ススキのこと)
・真後ろ・・・萩
・真前・・・藤袴、葛
・副・・・萩、葛
・副のあしらい・・・女郎花
・体・・・撫子
・体奥・・・桔梗
2枚目の写真は、花配りを使って上手にいけている人がいたので、写真を撮らせてもらいました。彼女は、東先生の生徒で「完璧です!」と言われていた人でした(゜ロ゜屮)屮ワォ〜。
◎七夕七種とは
生花の特種表現として、五ヶ条、七種伝、別伝、変化形があります。七夕七種はその変化形の中の一つである交ぜいけです。
この七夕七種は、交ぜいけの中でも、旧七月七日の七夕に限っていけることのできる生花です。
秋の七草は、薬草でもあり、また万葉集の歌人山上憶良の和歌にちなんだものとされています。
◎交ぜいけのいけ方
(3枚目の写真を参照)
前後に真副体を作るいけ方です。
細かく説明すると、
1,前者で、体と軽い真と軽い副をもっていける。
2,後者で、真と副と軽い体をもっていける。
前者の不完全な形と、後者の不完全な形によって、完全なものになるそうです。
◎感想
七夕七種の写真を見ながらいけてので、そこまで難しくはなかったですが、沢山の花材を縦一本に並べるので少し苦労しました。
体奥に桔梗が入っています。普段のお稽古でもたまに先生が体奥をいれます。小さくて線の細い撫子に体奥を入れることによって、体に力が加わります。

1 件のコメント:

  1. 超亀レスごめん 23番 H.M

    七夕七種は、始めて見ましたが、綺麗なものですね。
    洋花の華麗さはないけれど、和花の控えめな豪華さには目を見張りました。
    良いものを見せて頂きました。
    ありがとうございました。

    何時か自分でもいけてみたいですね。

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