先日相談したナツハゼの登り胴の大遣いの立花を活けてみました。ヤマユリの季節が終わり、カサブランカになったので、軸が太くて堅く受け筒を使いましたが、大分雰囲気が変わりました。
かなり背伸びをし過ぎたようで充分纏め切れず、最後の詰めが出来ませんでしたが良い稽古になったと、思います。
オクラレルカが片使いになりましたし、
そもそも登り胴大遣いの場合、請けに同じ材料を使ってはいけないような気がし始めましたが、如何でしょうか?
シャレボクは請けと胴内に使いました。
花材
真、流し奥:カサブランカ
副え:ススキ
胴、色切り、控:ナツハゼ
正真:鶏頭
胴内、請内、副下:桔梗
流し:オクラレルカ
流し奥:カサブランカ
見越し、控奥:ヒノキ
後囲い:松
あしらい:シャガ
大葉:ビワ
陰留:アスター
陽留:槿
これは難しいですねぇ・・
返信削除うちの先生にも尋ねてみます。
登り胴大遣+請はOKかNGか。
先生によって解釈が全然違ったりして 笑
バラバラで見れば、
登り胴・下段大遣い・請と控枝の2所使い どれも間違いはないんですよね。。。
若干真が高い気がするんですが、気高い百合の事、凛としていて綺麗ですね。
私も先日、オクラレルカを流しに使った折に先生が、
「葉表を上に向けてしまうと、正面から見た時に線にしか見えないでしょ?
葉表を見ている側へ向けて、動きを出した(一旦後ろへ引いて前へ流れ、そこから少し回転させて葉先は上へあげて垂れない)方が面が生きてくるよ。」と、おっしゃいました。。
真に負けない流しが入ると思います(^^)v
生けている時は見下ろしているから、十分面に見えたんですけれどねぇ~
23番 H.M
返信削除登り胴大遣いで請と控の2か所遣い、今度中研でも聞いてみます。
私は何時も真を高くし過ぎる傾向にあります。これも間延びしていますね。
オクラレルカの流し、上を向けると仰るように前後の動きが無くなるのです。って事は45度ぐらいなら前後にも上下にも表情が出せるって事になりますね。
良い勉強になりました。
ありがとうございました。
今回の立花かなり難しいですねぇ。
返信削除しばらく本をみたり、考えたりしてました。
昇り胴大遣い+請について、
色々立花の本などをみてみましたが、そのような例はなく、結局分かりませんでした。
また、中研でどのような回答が返ってくるか楽しみですね。
前回の立花を見ても思ったのですが、前置きを少しシャープにしたらどうでしょう?横広じゃなく、縦に広げる感じです。横広いためか、それぞれの役枝の出がはっきり見えないのと、役枝の葉と前置きが続いていてゴチャゴチャしてるように見えますが・・・。どうでしょうか。
あと、一つ質問です。
後ろ囲いは、正真よりも少し低めにいけると学んだのですが、少し高くないですか?立花の写真でたまに後ろ囲いが高くいけてあるのをみたことがあります。これは、どういう時に正真より高くするのですか?
No.18 T.F
このコメントはブログの管理者によって削除されました。
返信削除夏期講座で二枚大葉を少し学びましたよ。
返信削除少しお話しますね。(もっといけたい立花p66参考)
まず、二枚大葉を表を見せていける時は、流れ枝の下に木留とは別に小さい葉を三枚裏を見せていけなければなりません。
例えば、
三枚葉・・・真より前に置く場合→表葉が一枚、裏葉が二枚(裏葉が一枚多いと考える)。
真より後ろに置く場合→表葉が二枚、裏葉が一枚。(表葉が一枚多いと考える)
では五枚葉になると・・・
真より前に葉を置くときは、表葉が二枚、裏葉が三枚。
真より後ろに葉を置くときは、表葉か三枚、裏葉が二枚。
となります。
気づきましたか?
8月下旬にいけたK.Tさんへのコメントと同じ、陰陽の働きです。葉を表に向けたなら、どこかに裏葉を入れなければならないということですね(^^)。
勿論、オクラレルカもそうです。現代ではあまりうるさく言われてないし、知らない先生も多いとか。真より前に振り出した葉は裏葉、真より後ろに振り出した葉は表を見せなければなりませんよ(^^)。
参考まで。
T.Fさん貴重な情報ありがとうございました。
返信削除全く知らずに2枚大葉を挿してしまいました。
私のはナンチャッテ 二枚大葉でしたね。
「流枝の下に木留とは別に小さい葉を三枚裏を見せる」そうなんですね。 次回は忘れないようにしないといけませんね。
なんかお茶のお点前の稽古と似てるような気がし始めました。
棚や道具が変わると、それに固有の扱いがある・・・
先生も仰ってました・・
返信削除習う人がないと忘れちゃうんだ って。
Mちゃん、Fちゃんの夏期講習の投稿は、かなりのカルチャーショック。
実技は追々、機会を見つけてチャレンジしたいです。
本は・・折角購入した本なので読破しておこうと思いました!
ありがとう!