2011年8月30日火曜日

夏期講座初日 昇り胴大遣い 18番 T.F


27日初日の夏期講座は、立花の昇り胴大遣いでした。講師は秋野先生。
花材は自分の好きなものを選択。
色んな方々の作品(2枚目以降)を撮ってきたので、また花材やスタイルの参考になればと思います。
〜私の花材〜(1枚目の写真)
ななかまど、縞すすき、菊、つげ、まさき、若松、玉羊歯、小菊
今回はあしらいを全て菊で補ってみました。(楽をしました (笑))
◎初めに
昇り胴大遣いは、習い物七ヶ条の中の一つ。習い物七箇条とは、立花の組立方の七つの心得である。そして、「打開策」とも言われている。正式な立花ではないと言うことです。
一方、立花十九ヶ条とは、家元の許しを得た物、いわゆる伝花である。だそうです。
(※習い物七箇条とは、昇り胴大遣い、請け上がり内見越し、水仙投げ葉、藤かけ松、薄一葉、二枚大葉、草谷。)これらについてもポイントを学んできました。また、質問のある方どうぞ。
◎昇り胴大遣いとは
昇り胴+下段大遣いのこと。
◎いけ方のポイント◎
・下段大遣いの控え又は流枝の挿し口は、副又は請けよりも前方へ挿す。
・木留めは控え又は流し枝の後方に挿し、前へ振り出す。
・胴は前置きから木が昇っていくかのようにいける。
・色切りは、長いまさきを一本前へ振り出し、それに短まさきを1〜2本添える。そして、もう一本控え又は流れ枝の後方へ振り出すように短いつげを加える。
・つげは結構ボリュームがあるので、カットをして形を整えました。特に水際は綺麗に見えるようカットが必要。
・ススキはhiro さんと同じ事を学びました。ススキの葉を前後に見えるようにいけること。ススキの葉先をカットしてやる。それをすることで、ススキの水上げがよくなるそうです。
◎感想
立花の上達方法として、先生は「色んな花材に触れ自分の手法を覚える→直感を大切に美しくいける→早くいける。感覚することです!」と言われました。スピードは大切なんですね。頑張ります(^^;)

2 件のコメント:

  1. 23番 H.M (=hiro)

    ナナカマドの色の変化が綺麗で、風格がありますね!
    菊の使い方が上手くて、中段に厚みが加わり素晴らしいですね。

    頑張らなきゃ(汗!!

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  2. 菊、いいですよね!
    品があって。

    講習には機会があるなら行くべきと思いました。
    枠の中に居るだけでは限度がありますね。
    頑張ります(^^ゞ

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