赤芽柳、小菊
生花は久しぶりです。
柳は楽なので、そそっと生けた所、
「柳のような花材は生け易い事をみんな解っている。だから、見る目が厳しいからちゃんと生けなきゃね。」と・・・
きっちり、手直しでした。
枝の裏表、寸法、全体のバランス、、 (+_+)
ちょっと高いといわれた副を低くしてみたら、低すぎました。。
筒内と筒上5~6cmの、枝を副わせる部分は枝肌をなめらかに処理します。
上:処理前
下:処理後
はさみを小刀のように使って、でこぼこを削っておくと、配りの上下でもたつかず、上手くとまるのです。
このひと手間を省略しないことが最終の姿直しに大きく響きます。
剣山の場合は必要ないですが~
娘は華道部に所属しています。
スポ少・中学とスポーツをしてきたのですが、高校ではもうやりたくないと言いました。
プチ・燃え尽き症候群!?
若干、上背がある為、大きく期待される事がいやになったのかなぁ?と思ったりもしますが・・
何もやりたくない・・と言っていたのですが、1年生は全員、どこかの部へ所属しなければならないという学校の方針により、いろいろと悩んだ結果、華道部を選択したのです。
各段、花が好きなわけではなく。
もちろん、華道に興味があるわけでもなく。
花代の発生する華道は多くても週に1回しか活動がないはずだ、という、私の安易な発言によるものです。
案の定、活動は週1。
テスト前は休み、夏休みも休み、、
ということで、5月以降、10回も活動していないんじゃないかと思います。
指導には私も存じている池坊の先生がいらっしゃっているのですが、
最初は初心者ということで、テーブルアレンジメント風から始まりました。
学園祭には、ミニ自由花といった感じで、娘も楽しんでいたようです。
ところが最近、
花器を創造する と言われ新聞を渡されたそうです。
そして「(華道に)真面目に取り組んで欲しいの。」と。
あぁ、先生、そのお題は池坊の自由花の意識のない娘たちにはハードルが高すぎる。。
そして、どこでもいいから所属しなさいという学校方針に従って、
運動でもない、絵も描けない、楽器も使えない、といった消去法で選択の余地なくやってくる子たちだっているわけです。
そういう子たちがちょっとホッとする場であって欲しいと思うのは親のエゴでしょうか。。
このお題と発言から、すっかり娘は楽しいと思えなくなったようです。
先を目指す子もいるでしょう。
その子たちをがっつり指導してあげるのは大賛成です。
腕を磨きたい子が花って楽しいね、と思う、
華道ってなんだかわかんないけれど、テーブルの上に花があるっていいね、って思ってくれる、
そんな風に指導してもらえればいいなぁって思うのです。
活動を休んで、花だけ持って帰ってきて私に花をくれました・・・
あら、またまたアンスですか (爆
可愛い花ですが、気乗りがしないんだって。
私が生けている間、横からなんだかんだとしゃべりながら見てました。
花止めは自作です。
ホームセンターにあるプラスチック棒(直径3mmぐらい)を、グラグラっと湯がいて、トングでぐにゅっと曲げてます。
スパゲッティと同じ扱いですな 笑
花止めは丸棒でしたが、過去に三角棒で自由花をしたこともあります。
三角棒は丸めたりねじったりすると、乱反射して綺麗ですよ。
結構ホームセンターは使えますよね!