2011年11月28日月曜日

23番 H.M お稽古 自由花、二種いけ、その他

自由花:
シンフォリカルポス、アイリス、ハラン、菊
トサミズキ

シンフォリカルポスは先に帰ったお弟子さんが下さったもの。

シンフォリカルポスの実をトサミズキの枝で突き刺して・・・
お師匠様が大笑いされてました。








二種いけ:
トサミズキ、菊

トサミズキは軸が素直では無いので難しかったです。
もう少し左から撮るべきだったようです。


















自由花:

デンドロビウムファレノプシス、菊、レモンリーフ

レモンリーフの状態が素晴らしくて、緑の分量が多すぎる気がしますが、ついつい沢山使ってしまいました。





その他の話題。

吉野川の支流、鮎喰川の中州。
この夏の増水で上流から流されてきた笹の一株です。
こんな状態でも生きています。







近づいてみると、新芽を吹いていました!
竹とか笹は、多分こうして、生息地を広げてきたのでしょう。こうやって漂着したらしいマタケの小さな藪がもう少し下流の川床の真ん中にあります。10年ほど前に見つけて、河原に行く度に挨拶?に行きます。増水の時は完全に水没して何時も心配しますが流されず健気に立っています。もっとも、稈はほぼ水平ですが。
小さな藪を毎年、今年が見納めだろうと思ってみていますが、なかなかしぶといものですね。
ここのマタケの稈は、独特の傷がついて味わい深いと私は感じています。

お稽古_立花正風体・グロリオーサ3カ所遣い 15番K.T


グロリオーサ、オクラレルカ、オーニソガラム、ソリダコ、レモンリーフ、月桃、小菊、タマシダ

折角の立花花器とテキストですので、テキストに倣い正統派に生けてみました。
でも、この「テキストを見た通りに」って、難しい!
いつもの花材では3カ所遣いはできないので、グロリオーサは2本別購入しています。
その他の花材は届いたまま。いい花材でよかった♪ あ、タマシダは自宅のです。
あと、赤水木3本とニシキギ2本がはいっていました。
先生は、
ソリダコの胴(締まらない)、レモンリーフの前置(厳密に言えば、木の葉)、
月桃の後囲(役不足)がいまひとつ・・だけど、お稽古だからいいでしょうとのこと。


立花花器を購入した際、幾人か一緒に発注していただいたんですが、
 最近立花を生けるのはあなただけなんだけどね・・(いやぁ、、私も月1です)
 みんなにテキストに従った花を一度ぐらい生けて欲しいなぁ。
 お稽古の花材ではねぇ~
との先生のつぶやきを解消すべく 笑
主になる花材の買い足しで何とかなるんじゃないか??と、チャレンジしてみた訳です。
すっとした姿の花を5本、または、ユリ系を2・3本。
みんながえぇ~~~って思う程のお値段がしちゃうと困るし。
丈の長いグロリオーサが入っていたので、真に1本、カーブした枝ぶりのを請と控を枝分けして1本と思って2本買いました。
525円@1本。1000円プラスぐらいなら、OKなんじゃないかな?

先生、見るなり、「これ、いい曲りよね!いいの選んできたわぁ。」 と。

その曲りを請けに使うつもりだったんですが、、私、、 笑

まだまだ見る目がないようです。

そして、その腰の部分が生かしきれていない真です。

おまけに、修復の跡が見えてるね。。直そう!







2011年11月25日金曜日

18番T.F 今日のお稽古


◎生花 二種生け◎
〜花材〜
エニシダ、小菊
今回も頑張って花配りでしました。花屋にはこの花器に合いそうな花材があまりなく、結局この花材にしました。
どこかで、見た気しませんか?
そう、9月10日k.wさんがお稽古した花材と同じだね(笑)
恥ずかしいですが、見比べてみてください。全然違いますね(汗)
k.wさんの作品の方がスーッと立ちのぼるようにいけてあって、また一本一本が重ならずに綺麗にいけてありますね。
それに比べ私は・・・(笑)動きを加えすぎか(^^;)?
たまに、わざとらしくしいと言われることがあります(汗)。根性が曲がっているせいか(笑)・・・。
次回より、自然の姿をいかしていけれるよう、心がけま〜す(^O^)
2枚目は横から見た写真です。ちょっと前かがみすぎかな?花配りは本当に難しいわぁ(^^;)
◎自由花◎
〜花材〜
モンステラ、エレンジューム、レナンキュラス、百合、カンガルポー
三角の花器があり、普段使ったことがなかったのであえて使ってみました。しかも、辺ではなく角を正面にして(笑)
先生はいつも「普段と違うことをしなさい。いつも同じことばっかりしてちゃダメよぉ〜」といわれます。
ちょっと、頭の体操ですね。角に合わせ、モンステラも角を作るようにカットして、その間から花が見えるようにしてみました。

2011年11月20日日曜日

お稽古_三種生 15番 K.T


赤芽柳、素馨、小菊

今週も柳でした。
これで3週連続。5+9+3=17本。
生花っていえば、生花だもんね。

今日はお寺さんがお参りに来て下さる日でしたので、床の間です。
花器は先週届いた立花の指定花器。
「生花の花器にもいいと思うわ~。」との先生のお墨付きでしたので、
生けてみました。
そう、立花より先に 笑


2011年11月17日木曜日

18番 T.F 今日のお稽古


◎自由花◎
花材
ヒベリカム、クジャク草、デルフィ、バラ、ニュウサイラン
今日は夕方まで仕事でした。
急いで教室に行き、自由花のみいけてきました。
お正花はお休みです。
来週から気合い入れてまた頑張ります。

2011年11月15日火曜日

お稽古_二重生・赤芽柳と菊


赤芽柳、小菊、中輪菊

七夕会を見学した後では、なんと貧相な花だろう・・・と反省。
「足元がきゅっと締まってないとダメよ。副ってこその生花よ。」と言われていたはずなのに、
全体がばらばらとした感じ。。。
生けなおそうかと迷っている間に、3日も過ぎてしまった。
思った時が動く時、と常日頃心がけているけれど、
いけばなって、心がそわそわしている時は何回やってもうまく落ち着かない、、そんな感じがしませんか?
そわそわ感をカバーしきれるほどの腕もなし。 笑

と言って、言い訳しておこう。

2011年11月12日土曜日

18番T.F 550年祭遊心


少人数でしたが、なんとか無事550年祭を終えることができました。
思ったより皆はしゃいでて、またやりたい!癒される!と。遊心評判良いみたいです(^^)
また、来年第二弾を開催したいと思ってます。
皆上手に作っていましたよ(・∀・)

2011年11月9日水曜日

18番T.F 直真立花


なんか、ブログ久しぶりです(・∀・)。皆元気でしたか?
最近、寺の報恩講の準備(私は花専門(笑))と風邪をぶり返したりとで大変でした(ToT)
さて、直真立花です!
先生の指導の元、1日と半日かかりやっと完成しました!
うちの座敷は広い+逆勝手ということもあって、先生悪戦苦闘(笑)。
文化込みわらも初めて使いました。
初めて大きな作品を作ったので、疲労がハンパなかったです(^^;)
達成感はすごくありますが、改めてこの写真をみると、やはり本の写真のようにはなかなかいかないものですね。(先生に失礼か(^^;))
込みわら、釘、ドライバー、キリ、ノコギリなど普段使わないものばかりですごく良い勉強になったし、すごく良い経験をさせていただきました。先生と今あるこの環境にすごく感謝しています。
m(_ _)mペコリ
◎直真立花花材◎
松、若松、梅もどき、桧、いぶき、まさき、つげ、菊、小菊、つばき、枇杷の葉
後、2枚目からは他の部屋に飾った幾つかのお花を写真におさめてきました。目の保養?にどうぞ(・∀・)生花、自由花、遊心。
2日間仕事後に実家を行き来し、夜中の2時すぎまでかかっていけたので、気持ちだらけているところもありますが、そこは目をつぶってくださいね(^^;)。
目的はお客様をもてなすお花ですから(^O^)
しかし、報恩講まで間に合ってよかったぁ〜(>_<)汗

2011年11月7日月曜日

お稽古_生花正風体・赤芽柳と小菊 15番 K.T


赤芽柳、小菊

生花は久しぶりです。
柳は楽なので、そそっと生けた所、
「柳のような花材は生け易い事をみんな解っている。だから、見る目が厳しいからちゃんと生けなきゃね。」と・・・
きっちり、手直しでした。
枝の裏表、寸法、全体のバランス、、 (+_+)
ちょっと高いといわれた副を低くしてみたら、低すぎました。。


筒内と筒上5~6cmの、枝を副わせる部分は枝肌をなめらかに処理します。

上:処理前
下:処理後

はさみを小刀のように使って、でこぼこを削っておくと、配りの上下でもたつかず、上手くとまるのです。
このひと手間を省略しないことが最終の姿直しに大きく響きます。

剣山の場合は必要ないですが~




娘は華道部に所属しています。
スポ少・中学とスポーツをしてきたのですが、高校ではもうやりたくないと言いました。
プチ・燃え尽き症候群!?
若干、上背がある為、大きく期待される事がいやになったのかなぁ?と思ったりもしますが・・
何もやりたくない・・と言っていたのですが、1年生は全員、どこかの部へ所属しなければならないという学校の方針により、いろいろと悩んだ結果、華道部を選択したのです。
各段、花が好きなわけではなく。
もちろん、華道に興味があるわけでもなく。
花代の発生する華道は多くても週に1回しか活動がないはずだ、という、私の安易な発言によるものです。
案の定、活動は週1。
テスト前は休み、夏休みも休み、、
ということで、5月以降、10回も活動していないんじゃないかと思います。
指導には私も存じている池坊の先生がいらっしゃっているのですが、
最初は初心者ということで、テーブルアレンジメント風から始まりました。
学園祭には、ミニ自由花といった感じで、娘も楽しんでいたようです。
ところが最近、
花器を創造する と言われ新聞を渡されたそうです。
そして「(華道に)真面目に取り組んで欲しいの。」と。

あぁ、先生、そのお題は池坊の自由花の意識のない娘たちにはハードルが高すぎる。。
そして、どこでもいいから所属しなさいという学校方針に従って、
運動でもない、絵も描けない、楽器も使えない、といった消去法で選択の余地なくやってくる子たちだっているわけです。
そういう子たちがちょっとホッとする場であって欲しいと思うのは親のエゴでしょうか。。

このお題と発言から、すっかり娘は楽しいと思えなくなったようです。

先を目指す子もいるでしょう。
その子たちをがっつり指導してあげるのは大賛成です。

腕を磨きたい子が花って楽しいね、と思う、
華道ってなんだかわかんないけれど、テーブルの上に花があるっていいね、って思ってくれる、
そんな風に指導してもらえればいいなぁって思うのです。



活動を休んで、花だけ持って帰ってきて私に花をくれました・・・
あら、またまたアンスですか (爆
可愛い花ですが、気乗りがしないんだって。
私が生けている間、横からなんだかんだとしゃべりながら見てました。



花止めは自作です。
ホームセンターにあるプラスチック棒(直径3mmぐらい)を、グラグラっと湯がいて、トングでぐにゅっと曲げてます。
スパゲッティと同じ扱いですな 笑



花止めは丸棒でしたが、過去に三角棒で自由花をしたこともあります。
三角棒は丸めたりねじったりすると、乱反射して綺麗ですよ。

結構ホームセンターは使えますよね!



2011年11月6日日曜日

11月5日 お稽古 芦とグミ、竜胆


芦とグミ、白い竜胆の新風体です。

ぐにゃりと曲った芦と、重たいくらい稔ったグミが面白くていけてみました。

正風体で芦を真と副えにして体をグミにしたらと思うのですがそれでは無理なので、新風体で。

グミの実は、赤黒い上に艶が無いので、もう一つ冴えません。この季節には毎年いけてますが、充分生かしきれません(汗。
オーソドックスな材料がやはり望ましいと言う事なんでしょうね。










この季節にしては芦が少し若く健康過ぎる気もしますが、芦の勢いとグミの垂れた感じをいけてみました。

向こう向きの葉が、虫食いだし、枯れていますが、写真では表現できませんでした。























スクッと立った芦の軸から伸びた季節的には不似合の若芽。これが秋の季節感にフィットしているか、いけている私自身良く判らないのですが、




芦のなんとなくトロピカルな感じは、やはり徳島は南国なのでしょうか?








これから冬に向かうというのに、若芽を出して、秋のキリギリスの物悲しさなんでしょうか。










グミと菊の2種いけ








真のグミは、実際に立ち枝だったのですが、改めて見ると


横枝にしか見えません。


真には無理なのでしょうかね。


2cmを越える太い枝だったので、腰を入れるのが一苦労でしたが、楔を打ってどうにか曲がりました。


副えに力が無かったのでボクを添えてみました。



金づちとかの柄の材料として好まれるグミですが、堅いのに粘りもあって、体力勝負のお稽古でした。



逆勝手はあまりいけた事がないし、本勝手の反対と簡単に考えてますが、いけてみるとそんな簡単なものでは無いですね。




それにしても5時間で4瓶+ここには挙げなかった自由花の2試作を含めて全部で6作。丹念にお付き合いいただいたお師匠様に感謝です。