月末のお稽古は、ダブルヘッダー。
予定されてた立花に、
「御玄猪×配りで梅を生けます。」
が加わり、午前から来るように。と。
一日お稽古漬(笑)
[ 生花 梅:瑞枝の真 ]
配りはしっかりしたものを選ぶ。
径が2cmほどあるような胴木でしたので、配りの間でピタッと収まるような幅と、体〜副が入る前後をみる。
幅・形が沿わない時には、配りの内側を削っておく。
胴木は配りの幅に合うように、また、傾きを考えながら、ナタで落としておく。
これだけを生けて、止まっている状態が理想。
胴木を立て、真〜副を入れてせめぎを止める。
体奥忘れないこと。
前あしらい〜体まではかっこよく差し込んでいく。
[ 立花 さんしゅゆの三ヵ所遣い]
真請控・胴木:さんしゅゆ
副流:香木
正真・請内:ストック
胴:イブキ
前置:マサキ(かな?)
見越:柳
後囲:松
木留:椿
草留:小菊
胴木を作ったのは初めてで、つなぎ方、留め方、、つまり、
のこぎり・それなりの長さに切って
ナタ・2本の角度を出して、余計なでっぱりをカット
小刀・細かい作業はこれが便利で
電気ドリル・女子にキリとドライバーでって無理無理・・
合釘打って・胴木と足をつないで、出の角度を出す釘、大小2本
ビス留・胴木2本を固定
・・が妙にテンションあがる(笑)
この作り方さえマスターしておけば、
しゃれ木でも、松でも、やることは同じだから。。と。
今日の立花はこれがポイントでした。
同じさんしゅゆが胴に入るので、請~胴まで、縁つなぎの枝が2本入っています。
草のストックは縁の枝から外へは出ないし、ぐるりと外側を木物が回っているので、
前置に草物を使ってはいけない(んだと思う)
さんしゅゆの三ヵ所は、単調にならないように、工夫(しっかりした切り枝が入る等)をする事とおっしゃいました。
見えにくいんですが、真は切枝を、控えにはさらに太目の幹が入っています。
胴木に添うように胴のイブキが入るけれど、
胴木が入っているから、大げさにならないように。
前回、椿の前置の時に、枝の伸びてくる感じが足りないと指摘を受けましたので、
やりすぎた?と思うぐらいにぐいっと伸ばしてみました。
特に注意を受けませんでしたので、それぐらいの気持ちでやってもよいようです。
花器について、
どっしり型の花器なので、それに似合うように、しっかり枝を選んで、ザ・正風体に生けた方がいいとおっしゃいました。
お一人、細身の花器をお使いの方には、
真を低く、請を長く置いて、軽やかに今風に生けた方が似合うでしょ とおっしゃってました。
なるほどです。。
今風に、軽やかに生けたいときには、
花器も粋な物を持っていく、という事ですね。。 了解。